Pride of mind


PRESS:aZ #1, 6/1994, p. 5
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■メンバーの自己紹介をお願いします。
伊藤まさのり(以下伊藤):プライドオブマインドのキーボードを担当しています、伊藤まさのりです。
春名真樹(以下春名):ボーカルの春名真樹です。
福山敦司(以下福山):ギターの福山敦司です。
■バンド結成の経緯をお願いします。
春名:個人的には福山氏と一緒にやりたかったから、というので始まったんですが…。 これ以前に他のもう一人のメンバーと一緒に3人でやってたんですけど、それが解散して、それから2人で…。最初は2人でするという話ではなかったんですが、個人的に僕は福山氏とやりたかったし福山氏も一緒にやろういう感じになって。 それで一応プライドオブマインドというものが出来て。 基本的に音楽性とかいうのは話し合ったわけでもなく、本来の2人の持ってたものがその前のバンドの時から一緒にやっていくのに充分な致というものがあって、それなら…
伊藤:拉致監禁されました。
一同:爆笑。
春名:それから、ふと湧いてきたのがこの方(伊藤氏)で(笑)。
■何処で出会ったのですか?それとも元々お知り合いだったのですか?
伊藤:いや。
福山:俺の知り合いのバンドの打ち上げの時に違うところから来てて、彼が俺のことを間違えて声掛けてきて…
伊藤:いや、それ違いますよ。
福山:それで、最初はとりあえず手伝ってほしい、という風に誘って、
徐々に彼がやりたそうになってきたんで、じゃあ、やって下さいということで…
伊藤:薬を打たれて(笑)。
春名:少なからず、元々一致があった(音楽性に)ということで。
■最初からこういう音楽性だったんですか?
春名:そうですね。別に作った音楽性でもないし。 このバンドをするためにこういうのでいこう、とうい作戦みたいなものもなくて、もとから曲を作って出来たものがプライドオブマインドだというか…
僕達がやっている曲ですから。
■やっていくうちにポップになってきたとか、音楽性に変化が出てきた、というようなことはありませんか?
春名:最近は狙い的なもので。
福山:ポップ、ということはないけど…。
伊藤:幅広くなってきた。
福山:横幅が広くなってきたという感じ。
春名:当然、お客さんの年齢層というのを考えて。
■多少、狙って変わってきたということですか?
福山:うーん、狙った部分もありますね。
■お客さんのことをちょっと考えて?
福山:いや、かなり考えてる。でも考えてるものの他に、考える考えないじゃなくて、自分はこれだ、みたいなものもあるし、結局どちらにしても自分達がやるものですからね。
■メイクはどういうお考えのもとにされているのですか?
春名:やっぱり、その曲の世界とかイメージされるものでもあるし、素顔で出るよりも、した方が自分達の価値観ではいい、というのもありますから。
福山:いわゆる“耽美”というやつじゃないですか?という感じですね。
春名:だから、音だけでなく、やっぱり、視覚、聴覚から自分達の一番伝えたい世界とか色とかを見せていきたいと。
福山:このバンドで最初からこういう風に表現していこうというものの中では、映像と音楽の一体化というのがあって、まぁ、メイクも、ステージングも、衣装も…逆に言えば音楽も、その一つの道具にすぎにかもしれない。