Pride of mind


Après Guerre #11, 11/1995, p. 26
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―自己紹介をお願いします。
福山:ギターの福山です。
春名:ボーカルの春名です。
伊藤:キーボードとパーカッションの伊藤です。
結成から今回のCD発売までのバンド活動の流れを教えてください。
福山:結成は92年の9月ぐらいで、翌年の3月1日にファーストライブ。 それ以降、コンスタントに月一ペースで、今にいたる、みたいな。 経過としては、最初の何か月かはほとんど客がゼロ状態。 しばらくたって駄目かなと思って、一人一人が口に出す寸前ぐらいにちらほら出てきて。 あとイベントとかでバッと増えたりもして。 浮き沈みもありつつ、徐々に徐々に、そのうちにミューズホールのほうから声が掛かって、今回のアルバム制作になりました。
―今回のアルバム発売については、出せる周りの体制が整ったっていうのもあると思うんですが、ご自分たちの中でアルバムを出そうと決心されたきっかけは何でしたか。 自分たちの音楽をここで形にしておきたいとか、そういう気持ちですか。
福山:逆にそれを作ったみたいな感じで。 最初言われたときは、まだそれに足りない部分があって、もうちょっと待ってくださいって言ってたんですけど。 そういう話しが出てきたから、それを中心に考えるようになって。 その足りない部分を補って、これぐらいで行けるんじゃないかっていう用意ができたから、これで一通りの自分らっていうのができたから、それで一回形にしてみたいという感じですね。
―では、今回のアルバム『SYSTEMS OF ROMANCE』なんですが、アルバム全体を通して何かコンセプトはありますか。
福山:タイトルのとおり、そう、様々な愛、が大きなコンセプトと言うか。 いろんなケースと言うか、そういう感じで。 それと、自分らの音楽とかステージっていうのが、見る人達には、非現実的とか現実じゃなく見られがちなんですけど、実際は作り上げているっていう部分もないことはないんですが、根本にあるのは現実性っていうのが基盤になってて。 特に音楽については、現実から出てきてるっていうのを打ち出したかった、っていうのがありますね。